ロイズ・キャピタルとの取引および今後のスケジュールに関するお知らせ

アメリカの投資会社ロイズ・キャピタル※1(本社:米国デラウェア州)は、2024年9月4日付で、共生バンクグループからゲートウェイ成田プロジェクトの特定目的事業体(SPV※2 )の株式100%を取得する契約を2024年8月30日付で締結したと発表しました。この取引の完了は2024年11月30日までに予定されており、ロイズ・キャピタルにとっては、グローバル開発プロジェクトへの継続的な投資と拡大に向けた重要な一歩となります。

ロイズ・キャピタルは、ゲートウェイ成田プロジェクトの評価額を100億ドル(約1兆4,352億円:ドル・円レート143.52 円(9/19 10:00時点)で換算)と見積もっており、当社が今年5月に発表したマスタープランを引き継ぎ、開発を進める方針です。

詳細は、共同通信プレワイヤーをご参照下さい。

これを受けて、当社はゲートウェイ成田プロジェクトの開発のすべてをロイズ・キャピタル側に売却し、ゲートウェイ成田プロジェクトの開発の事業主体がロイズ・キャピタル側となるよう交渉を進める方針であることをお知らせいたします。また、今後の当該取引の内容については、ロイズ・キャピタル側との合意により開示が可能な段階で適時お知らせいたします。

また、ロイズ・キャピタルは、上記マスタープランに加えて、AIスマートシティ(AIデータセンター等)を目指しており、今後その内容を固めながら、行政との協議を進める方針です。それに伴いインフラ(電気・水道・ガス・通信等)の企画及び設計に時間を要することとなりましたので、現時点でのスケジュールを以下の通りお知らせします。また、今後の進捗の状況については、ロイズ・キャピタル側との合意により開示が可能な範囲で適時お知らせいたします。

  1. 造成工事:2025年10月完了予定
  2. 建設工事:2026年3月着工予定
  3. 開業予定:2027年冬一部開業後、随時OPEN予定

以上

※1:ロイズ・キャピタル・・・米国、ヨーロッパ、アジア、中東における様々なプロジェクトのグローバルパートナーであり、リーダーシップチームの豊富な経験とネットワークを活用する国際的な投資会社です。政府の高官職や主要な国際金融機関での豊富な経験を持つ専門家で構成されており、そのプロジェクトにおいて卓越した洞察力と専門知識を提供しております。

※2:SPVは、ゲートウェイ成田開発プロジェクトの開発主体となるものであり、日本国内の新設法人若しくは既設法人が当該SPVとなる予定です。ロイズ・キャピタルとの取引の完了により、共生バンクグループが保有するゲートウェイ成田プロジェクトの開発用地については、それを保有するSPCの株式を含めて、当該SPVにすべて移転することを予定しております。

令和6年9月25日
共生バンク株式会社